ファミコン版の「天地を喰らう」では兵糧システムがストレスになっていると判断して廃止しようとしているのは先日お話しましたが、廃止処理自体は割と簡単に成功しました。しかし考えを少し改めて「兵糧があれば歩く毎に消耗した兵士数が回復する仕様にしてはどうか?」と発想を逆転させてこれを試みる事にします。 現状では一応この処理自体は組み込めるのですが、h兵糧切れを起こした際に兵士数を減少させる処理を行うサブルーチンが戦闘時の兵士数を減らす処理と兼用になっているので、単純にサブルーチンの中身を改変すると今度は攻撃が当たる度に敵・味方共に兵士数が増えていくという現象が発生してしまいました。空き容量が少ない、というか皆無に近いため別途に専用のサブルーチンを設けるというのは難しく、何かいい手がないか考えております。
今回は「ゲッターロボ!」のBGMデータにヘッダを追加してみました。劇的にという訳ではありませんが、若干ながら音質がクリアになったと思います。全てのBGMデータをチェンく知ったわけではないのですが、基本的に第3次やEXから持ち越しとなっているBGMに関しては新型ウィンキーソフトBGMフォーマット用のヘッダが付いていないようです。これらのBGMデータにヘッダを付与していけば音質の向上ができると思うのですが、ヘッダだけでも0030h~0036h分の容量を使用するのでそこそこ面倒な作業ではあります。また、これらの変更を加えたBGMが実機できちんと再生されるかどうかは未知数なので、そのあたりの調査も進めていきたいところです。
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