SFC版の第3次は母艦の「パワーアップ」(EX以降の「ユニット改造」)ができないという実に不便な仕様になっているのですが、これを通常の機体と同様にパワーアップできるように変更するパッチを公開しました。処理を見る限り、改造対象を選択する際にわざわざ母艦かどうかチェックして選択リストから除外するという面倒この上ないやり方にしているので、かなり意図的にこういう仕様にしたのだと思うのですが、EX以降では普通に母艦が改造できるところを鑑みるに何か別の処理を組み込もうとして(最初は母艦のみ改造内容を引き継げるように専用の改造コマンドを用意して、そのためのRAM領域も設定しようとしていた?)ミス、またはRAM容量の不足等で断念した結果こうなってしまっているのかもしれませんので、今回はパスワードは設定していません。以下のURLからダウンロード可能です。
https://ux.getuploader.com/retrogamelaboratory/download/54
一度でもプレイした方はご存知の通り、SFC版第3次の母艦はどれもこれもかなり弱いので改造したところで大した戦力にはならないのですが、少なくとも装甲とHPを改造する事によりある程度敵の攻撃に耐えられるようにはなると思います。
ところで、解析ついでに写真のようにRAMを書き換えて敵軍専用のパイロットや機体を自軍に登録して使ってみているのですが、どういう訳かグフなど一部の機体に関してはパワーアップで表示されるパラメーターの数値と実際の数値が異なるという謎の現象が確認できました。このパッチを導入しなくてもパラメーター数値の不一致は発生しますが、今のところ何故こういう現象が確認できるのかよく分かっていません。単純に敵軍専用の機体が自軍で運用する事を前提にしていないために起こる不具合なのか、それとも何らかの条件を満たすとこのような現象が発生するのか調査してみるつもりです。
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